【複雑】猫のお腹の毛が薄くなる原因【ハゲも同じ】
先日、猫のお腹をさすってあげていたら突然、猫が嫌がって「うにゃっ!」と言ってかんできたので、
「おっ!」と思っておもむろに猫のお腹を見たら、なんとハゲていました、、、
私の猫の場合は、部分ハゲで1円玉くらいの大きさ。1週間くらいしたら勝手に良くなっていたので動物病院へは連れて行きませんでした。
猫ってけっこう複雑な動物で、いろいろな理由でお腹にハゲを作るらしいんです。
ですからこの記事では、猫のお腹の毛がなくなる理由について解説していきます。
お腹の毛が薄くなるということもけっこうあるみたいですね。
【複雑】猫のお腹の毛が薄くなる原因
ですから、猫にお腹を舐めさせないようにすれば、問題は解決するのですが、、、
根本的な原因を見つけるのが、けっこう難しい
- 皮膚炎
- ストレス
- アレルギー
- ノミ・ダニ
- 体の中の病気
- 猫自身のクセ
などなど可能性は複数考えられます。
まず疑うべきは『病気』。
それからアレルギー、環境の変化によるストレス、猫自身のクセという順番で問題の切り分けをしていくのが良いかと思います。
猫って自分の不調をあまりおもてに表さないので、解決までに時間がかかる場合もある。ということをあらかじめ覚えておきたいですね。
体の中の病気も、外の病気も、ハゲる原因となる
皮膚炎など体の表面にあらわれる病気の場合、見つけやすくイメージしやすいですよね。人間でも、皮膚がかゆくてかきむしってしまうという事ありますもんね。
猫も皮膚炎などのトラブルを抱えていると、何となく気になってしまい、ペロペロ舐めて毛をむしってしまうという事があります。
問題なのは、体の中の病気でもハゲができる
猫は患部が中にあっても、外側から気になって舐め回してしまうことがあるからです。
例えば、膀胱炎や腎臓病といった病気は猫の病気として有名です。
病気になっている部分は、膀胱や腎臓といった体の中にある部分。こうした病気があると猫は
- 気を紛らわすために、お腹をなめる
- 病気によるストレスを、過剰なグルーミングによって解消
- 病気を何とかしようとして、舐めたり噛んだりする
といった行動をし、結果としてお腹の毛が薄くなるのです。
でも病気が原因の場合にはメリットが1つだけあります。それは、、、
病気が治れば、ハゲも治るということ。
ですから、獣医さんに相談して、適切な治療を受けることがとっても大切なんですね。
アレルギーやノミ・ダニは治療しやすいが、費用がかかる
アレルギーはアレルゲンさえ特定できてしまえば、対処しやすいものです。
ノミ・ダニも駆除薬を使えば、比較的簡単に問題を解決することができます。
アレルギー反応やノミ・ダニが原因で、皮膚トラブルになることは珍しいことではありません。
私の飼っている猫も、ノミに寄生された時に、かゆくてしっぽの付け根のあたりを必要以上に噛んでしまうので、常にデロデロに湿っている状態でした。
「これはまずい」と思ったので動物病院へ連れて行った結果、ノミアレルギーだということが判明。
「フロントライン」という名前の、ノミ駆除薬を処方され、1週間ほどですっかり良くなってしまいました。
デメリットは、やはり治療費がかかるということ。
私の場合は1回の通院で済んで、治療費と薬も含めて1万2000円ほどでした。
アレルギーなんかですと、1ヶ月くらい投薬を続けて様子を見ることもあるので、保険のきかない猫の治療費は、意外と高くつきます。
あらかじめ、ペット保険に加入しておくとか、万が一のためのお金をプールしておくと良いかもです。
ちなみに、私の知り合いは猫の骨折を直すのに、40万円かかっていました。「夏のボーナスと給料が全部吹き飛んだ!」とビックリしていましたね。
ストレスが原因の場合
猫はストレスを感じると、リラックスするために毛づくろいをします。
過度にストレスを感じると、過度に毛づくろいをしてしまうため、お腹の毛が薄くなることがあるのです。
- 生活環境の変化
- 同居猫との不仲
- 遊びが足りない
- トイレが汚れてる
- 騒音が気になって眠れない
などなどストレスの原因は本当にたくさんあります。
ストレスの元を見極めるには、飼い猫の様子をじっくり観察するのが1番の方法でしょう。なぜなら、猫によって何にストレスを感じるかは全く違うからです。
どうしてもわからないときは、獣医さんに相談するというのも1つの方法。獣医さんの方が、さまざまなパターンを経験していて、アドバイスをくれるかもしれないからです。
ストレスの元が改善されれば、過剰な毛づくろいも徐々に減っていくと思われます。
お腹をなめるのがクセになっている
舐め始めた原因は解決しているものの、クセで舐め続けてしまう猫ちゃんもいるそうです。
ノミアレルギーの見出しでご紹介した、私の猫もまさにこれで、
ノミが全くいなくなっても、毛の先になにかがちょっと触れただけで、とたんに触れた部分をペロペロ舐めまくります。
触れている間じゅう舐めまくっているので、自分の唾液でベトベトになっている時も、、、
最近は毛が薄くなったり、ハゲができるほどひどくはありませんが、一生続くものだと考えると、少しかわいそうですね。
病気になった時の経験が、いつまでも尾を引きずることがあるのかもしれないですね。
猫のお腹の毛が薄くなる原因まとめ
この記事では、猫のお腹の毛が薄くなる原因について解説しました。
- 皮膚炎
- ストレス
- アレルギー
- ノミ・ダニ
- 体の中の病気
- 猫自身のクセ
問題の切り分け方については、
- まずは『病気』を疑う
- 次に『アレルギー』『ストレス』
- 最後に『猫自身のクセ』
といった具合に切り分けを進めていくと良いかもしれません。
お腹のハゲがなかなか治らないという事もあるので、辛抱強く対処していくことが必要です。
「自分の力ではどうしようもできない」と感じた時は、獣医さんの力も借りて、猫の健康を取り戻せると良いですね。
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