オーストラリアンミスト Australian Mist
オーストラリアンミストの基本情報
体重 | 4kg〜7kg |
ボディタイプ | フォーリン |
毛の種類 | 短毛種 |
毛の色 | ブラウン、ブルー、チョコレート、ライラック、ゴールド、ピーチ、キャラメル |
性格 | 愛情深く、穏やかで、変化への順応性が高い。 |
登録団体 | TICA、GCCF |
オーストラリアンミストの特徴
独特な被毛
「ミスト(mist)」は英語で霧(きり)を意味する言葉。
その言葉のとおり、オーストラリアンミストの被毛は妖艶な美しさをたたえている。
これは斑点模様(スポッテッドタビー)、そして1本の毛の中で色が変化する「ティッキング」が合わさることにより、霧のベールをまとったようなミストのスポッテッドタビーが完成する。
色が完成し安定するまでには2〜3年かかる。
体格
胴は中ぐらいの長さで、しなやかな筋肉質。
頭部は丸く、鼻と頬と目の内側が交わる部分には、明確なくぼみがある。
適度に大きい耳は、根元が広く、先端が丸い。
マズルは小さくも大きくもなく、鼻、あご、両方のひげ袋が同じ大きさなので、四つ葉のクローバーにようにも見える。
性格
オーストラリアンミストは家猫として、とても魅力的な性格を兼ね備えている。
世話がしやすく、ひっかき傷をつける傾向がない。
屋内で飼育するにはもってこいの猫だ。
また、一部のオーストラリアンミストは、リードを使い散歩するよう訓練することができる。
ほかの猫や犬とも仲良くするし、あまり引っかかないため子供とも共生することができるだろう。
オーストラリアンミストの歴史
オーストラリアンミストの歴史はとても浅い。
名前が示すように、オーストラリアンミストはオーストラリアで生まれた猫種だ。
1976年、オーストラリアの医師トルーダ・ストレイドが、斑点模様のある短毛種を作ろうと交配をスタート。
バーミーズ、アビシニアン、短毛種の猫などが交配で用いられたため、非常に大きな遺伝子プールを持つことになる。
当初は「スポッテッドミスト」という品種名だったが、
1998年に斑点模様(スポッテッド)以外にも大理石模様(マーブルドタビー)が認められるようになったため、「オーストラリアンミスト」と名称が変更された。
2014年にTICAは、オーストラリアンミストをチャンピオンシップステータスに昇格させる。
日本ではほとんど見ることがない猫種だが、2017年に日本初のキャッテリーが誕生。
主要な登録団体全ての公認を得るには至っていないが、その魅了が衰えることもない。
したがってその数も、公認する登録団体の数も、これからどんどん増えていくことだろう。
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