猫にピーマンを与えても大丈夫?【答え:与えない方が良い】
「猫がピーマンを食べてしまったけど、これって大丈夫…?玉ねぎみたいに中毒にはならないのでしょうか?」
こんな疑問に答えます。
ピーマンそのものを好んで食べる猫は少ないでしょうが、ピーマンの肉詰めなどの料理にすると、盗み食いされてしまうかも。
猫とピーマンは相性が悪い気がしますよね、、、
本記事の内容
- 猫にピーマンを与えても大丈夫?
- 猫にピーマンをなるべく安全に与える方法
- 猫に盗み食いされないために…
上記のトピックを扱っています。
猫にピーマンを与えても大丈夫?
猫とピーマンの関係について見ていきます。
猫はピーマンを食べられる
「ピーマンは苦くて猫も食べられないんじゃ…」と思うかもしれませんが、意外と食べられる野菜です。
玉ねぎやチョコレートのような中毒にはならないので、まずは安心してください。
だからといって日常的に食べさせるのはNG。その理由も解説していきます。
NGな理由①:猫は肉食動物だから
そもそも猫は肉食動物なので、野菜を消化吸収するのが苦手です。
猫はピーマンを消化できるような体ではない
人とおなじ感覚で野菜を与えてしまうと、消化不良になり、体に負担となってしまいます。
NGな理由②:ソラニンが悪影響を及ぼす可能性
ナス科トウガラシ属のピーマンは、ナス科に広くみられる「ソラニン」という成分が含まれています。
体重50kgの大人が140mg(0.14g)摂取すると中毒を起こし亡くなる可能性があると言われています。
わずかな量で症状が起こるので、体の小さな猫には顕著に症状があらわれるでしょう。
結論:猫にピーマンは与えない方がよい
こういったことから、ピーマンを猫に与えるのはできる限り控えた方がよいです。
ピーマンは苦いので嫌いな猫が多いと思いますが、
調理されると苦味が抑えられて、猫も食べてしまうかもしれません。
気をつけてください。
猫にピーマンをなるべく安全に与える方法
ごく少量であれば、調理方法や頻度、量に注意した上で与えても大きな問題になる可能性は低いでしょう。
茹でる
ソラニンは水に溶ける性質があるので、茹でることによってピーマンに含まれるソラニンの量を減らすことができます。(完全にソラニンをなくすことはできません。)
また、蒸し料理ではソラニンを減らすことができませんので注意してください。
種・茎・皮・芯を取り除く
取り除く理由は2つあります。
・基本的に成長が盛んな部位にソラニンが多く含まれるから ・固く消化できないため、腸などに引っかかる危険性がある
取り除いたら、猫が食べやすいよう細かくカット、もしくはペースト状にしてあげましょう。
1回の量も少量でOK
毎日与えるのではなく、ときどきにしましょう。
そして、1回に与える量は小さじ1杯程度で十分です。
猫にとってピーマンは食べなくてもいい野菜なので、なるべく健康リスクを小さくするようにしてください。
猫に盗み食いされないために…
最後に、「ピーマンの肉詰めを盗まれた!」という場合の対処法と改善策をご紹介します。
大量のピーマンを食べたら、動物病院へ
ピーマンは消化されるのが遅いので、動物病院へ早く連れていけば助かる可能性が高い。
腸へ運ばれる前に、取り除くことができれば、助かる可能性はさらに高くなります。
なるべく早く動物病院へ連れていってあげましょう。
残り物は必ず冷蔵庫へ
猫に食べられないためには…
冷蔵庫に入れてしまうのが、簡単です。
ピーマンの肉詰めやチンジャオロースなどは、猫に狙われやすい料理。
ラップをかけておいても、破って食べてしまう。
僕が経験しているので事実です。
ちょっとした隙にも盗まれることがあるので、ぜひ気をつけてくださいね。
まとめ:猫にピーマンを与えても大丈夫?
ピーマンと猫の関係についてご紹介してきました。できる限り食べさせない方が、余計な心配をせずにすみますね。
猫に食べられないよう、対策はしっかりしておきましょう!
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