猫にピーナッツを与えても大丈夫?【答え:与えない方が良い】
「猫はピーナッツを食べても平気ですか?実は…飼っている猫がピーナッツを食べてしまって心配です。教えてください。」
こんな疑問に答えます。
人にとってはポリポリ美味しい食べ物ですが、猫にとっては良いとは言えない食材です。できる限り控えた方がいいでしょう。
本記事の内容
- 猫にピーナッツを与えても大丈夫?
- 猫にピーナッツを安全に与える方法
- 猫が大量のピーナッツを食べてしまった場合…
上記のトピックを扱っています。
猫にピーナッツを与えても大丈夫?【答え:与えない方が良い】
猫とピーナッツの関係について見ていきましょう。
ピーナッツは猫に有毒ではない
実際のところ、ピーナッツには猫に毒となるような成分は含まれていません。
猫が食べることができるということですね。
ASPCA(アメリカの動物虐待防止協会)の「ペットへ与えてはいけない食品」リストにもピーナッツは記載されていません。
ただし、脂質が非常に多い
ピーナッツには非常に多くの脂質が含まれているため、主食として与えるのは絶対にNG。
ピーナッツ1粒1粒はとても小さいので、
「これくらいなら大丈夫…」と考えるのは危険。
猫の体は小さいので、大量の脂質を消化できずに嘔吐・下痢などの症状が起こる可能性があります。
猫に必要な食べ物ではない
「ピーナッツにはタンパク質も含まれてるけど、これもダメなの?」
と感じる方もいるかもしれません。
確かにタンパク質が含まれていることは事実。
とはいえ、これは猫の代謝にとっては間違った種類のタンパク質です。
猫は肉食動物であり、本来なら動物から栄養を摂取する必要があります。
ピーナッツは猫に必要な食べ物ではありません。
結論:ピーナッツは猫に与えない方が良い
こういったことから、僕個人としての意見として「猫にピーナッツは与えない方が無難」と言えるでしょう。
猫が興味を示しても、与えないようにしましょう。
猫にピーナッツを安全に与える方法
与えない方が良いのですが、ごく少量であれば問題となることは少ないでしょう。
「どうしても…」という方のために、安全に与える方法をご紹介します。
味付けのされていないピーナッツだけを使用する
バタピーや柿の種などのピーナッツは、バターや塩で味付けされています。これらを猫に与えるのは絶対にNG。
いっさい味付けされていないピーナッツを選んでください。
固い殻と薄皮を取り除く
外側の固い殻と、茶色の薄皮を、猫は消化することができません。
もし飲み込んでしまうと、最悪のケースとして腸に詰まり、手術で取り除かないといけないなんてことも、、、
2,3粒くらいを細かくカットして与える
食べ過ぎは、肥満の原因となります。
ピーナッツ2,3粒くらいが適量
「少なくない?」
人から見れば少ないと感じますが、体の小さな猫にとっては十分な量です。猫が食べやすいよう、細かくカットしてから与えてあげましょう。
猫が大量のピーナッツを食べてしまった場合…
まずは獣医さんに相談しましょう。
電話でいいので、かかりつけの獣医さんに相談しましょう。もちろん心配なら、直接動物病院へ連れて行ってもOK。
ピーナッツを「いつ」「どのくらい」食べたのか?
上記を必ず答えられるようにします。
ピーナッツバターは与えても大丈夫?
ピーナッツバターも与えてはいけません。
理由はシンプルで「砂糖や脂質が猫にとって多すぎるから」です。
多くはパンに入っていたり、塗ったりして食べる場合でしょう。パンを好む猫も多いことから、ピーナッツバターも一緒に食べてしまう危険性があります。
野良猫にピーナッツパンを盗まれる
僕も、薄皮ピーナッツバターパン5個入りを野良猫に丸ごと盗まれたことがあります。
後日、外にある水道の下で、半分くらい食べられたパンを発見しました。野良猫の体調がどうなったかはわかりません。
人ですら食べすぎると肥満のリスクがあるのに、猫にとってはリスクが高すぎます。
ピーナッツバターも与えないようにしましょう。
まとめ:猫にピーナッツを与えても大丈夫?
日常的にピーナッツを与えないでください。食べすぎると肝障害や肥満の原因となるので、少量だけにしましょう。
できるなら、ピーナッツは与えないと決定した方が、余計な心配をせずに済むと思います。僕はそう決めました。
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