ラパーマ LaPerm

ラパーマの基本情報

体重 2.5kg〜5.5kg
ボディタイプ セミフォーリン
毛の種類 短毛種・長毛種
毛の色 すべての色
性格 問題解決能力が高く、愛情深い。好奇心旺盛で、活発に遊ぶ。
登録団体 CFA、TICA、GCCF、FIFe

ラパーマの特徴

柔らかい巻き毛

長毛種はセミロングの巻き毛が、モヘアのようにふんわりと立ち上がっており、首周りと尾に飾り毛がある。

短毛種は短い毛が波打つようにカールしており、首周りの飾り毛はないが、尾はふさふさしている。

毛がカールしている猫種はほかにもいるが、ラパーマの特徴として、ヒゲが長く柔軟性があり、カールしていることが多い。(他のレックス種のヒゲは短く切れやすい。)

直毛のラパーマもいる

現在のラパーマには無毛(BB:Born Bold)で生まれてくる子猫はほとんどなく、

生まれた時から巻き毛(BC:Born Curly)を持つ子猫がほとんど。

ときおり直毛(BS:Born Straight)で生まれてくる子猫もいるが、巻き毛の遺伝子を持っているので、計画交配でその価値を発揮する。

また、ラパーマの被毛はシーズンごとに変化するという特徴もある。
夏は薄く、冬は密になるのだ。

とても愛情深く、賢い性格

とても好奇心旺盛な猫で、何かに興味を引かれると、手を使い足を伸ばし、欲しいものを手に入れようとする。

また、愛情にあふれる活発な猫で、部屋から部屋へ飼い主を追いかけたり、肩に乗ったり、一緒に遊ぶことに全力を傾ける。

かと思えば、遊び疲れて飼い主のひざの上で丸くなって眠ることもしばしば。

ラパーマの愛情深い性質は、家族全員とうまくやっていくことができる。

ラパーマの歴史


1982年3月、アメリカ・オレゴン州ザダルズ近郊に、リンダ・コールが所有するサクランボ農園があった。

納屋のネズミ番をしていた「スピーディー」という縞猫が、皮膚がむき出しのメスの子猫を産む。

生後4ヶ月を迎えるころには全身がカールした被毛で覆われていたため、「カーリー」と名付けられた。

その後カーリーは納屋の猫と自然交配し、5匹のオス猫を産んだ。

生まれた子猫たちもまた無毛だったが、やがてカーリーと同じような巻き毛が生え始めたのだ。

だが、その頃にはカーリーの姿はなく、出産を終えると姿を消してしまった。

それでも残された子猫たちは成長し、自然交配を繰り返した結果、10年後には、巻き毛の猫たちで農園は賑やかになっていた。

巻き毛の価値に気がつく

パーマをかけたような巻き毛の猫たちを「ラパーマ」と呼んでいたコールは、

友人たちに指摘されてようやく、ラパーマたちが特別な猫かもしれないと思い始めた。

そこで計画交配をスタートさせ、CFAのキャットショーにも出陳させたりもした。

思いのほか反響は大きく、カーリーの出産から10年後には、ラパーマの毛色はバリエーション豊かになっており、非常に丈夫な体も手に入れていた。

健全な遺伝子プールを保持するためには、遺伝的多様性が欠かせないが、計画的な異種交配と納屋での無作為交配のおかげで、

ラパーマの遺伝的多様性は十分に確立されたので、現在ではラパーマ同士を交配させる傾向にある。

猫種を登録する

ラパーマは1995年にTICAのニュー・ブリード登録が認められ、2003年にはチャンピオンシップ・ステータスに昇格した。

2000年にはCFAによってミセレニアス・ステータスに登録され、2005年にプロビジョナルに、2008年にはチャンピオンシップ・ステータスに昇格させている。

ラパーマがイギリスに初めて渡ったのは2002年のこと。

GCCFは2008年にプロビジョナルに登録し、2012年にはチャンピオンシップに昇格させた。