猫を叱るとお腹を見せる理由【正しく叱ってケアをする方法】
猫を叱ると決まり動作のように、お腹を見せて許しをこうような仕草をすることがあります。
猫の気持ちを理解すると、上手に付き合う方法がわかってくる。
今回の記事で、猫の気持ちと正しい叱り方をマスターしましょう。
猫を叱るとお腹を見せる理由
なぜ決まり動作のように、叱ると決まってお腹を見せるのでしょうか?それは、
もしくは、
猫がお腹を見せる動作をする理由というのは、シチュエーションで変わってきます。
よく犬のように「服従」を意味しているんだ。と言われたりしますが、それは間違い。
そもそも猫は単独で生きている生き物ですから、服従するメリットなんてさらさら無いんですね。
ですから、「叱って猫がお腹を見せたら反省している」と考えるのも間違いです。
本当は反省していない可能性すらあるんです。
≫【反撃の意思】猫がお腹を見せるのは「服従」のポーズではない!
でも、どうして猫はこう考えるようになってしまったんでしょうか?
飼い主さんが一度でも猫を許すと、それを記憶している
飼い主さんが下記のような行動をしてしまったら、猫が前の見出しのように考えてしまうことでしょう。
猫を叱ったけど、お腹を見せるのがかわいすぎて、つい許してしまった。
これはNG。
飼い主さんに、一貫性がなく、今日は叱ったけど明日は許そう。なんて考えていても危険です。
猫は、「叱られたら、このポーズをすれば許してくれる」と覚えてしまいます。
そしてそれを繰り返すようになるのです。
数回繰り返して成功したら、猫は「これは効果的だ!」と確信する
これで大きな問題がなければ、それはそれでいいのかもしれませんが、完全になめられて、全くいうことを聞かなくなってしまったり、攻撃的になってしまうこともあるので、
あまりいい状況では無いと思います。
ではどうやって叱ったらよかったのでしょうか?
猫の正しい叱り方とは?
ポイントは下記の3つ
- 叱るタイミング
- 一貫性
- 猫に嫌なイメージを持たせる
サクッと見ていきましょう!
猫を叱るタイミング
このタイミングを逃さないようにしましょう。絶対に。
上記のタイミング以外で猫を叱ってしまうと、猫は「何に対して叱られているのかわからないにゃ?」と混乱してしまいます。
一貫性を持って徹底的に叱る
なんだか厳しい感じもしますが、簡単に言えば、
同じいたずらをしても、昨日は叱られたのに今日は叱られない時があると、猫はまたしても混乱してしまいます。
「これはやってはいけない事なんだにゃ」と猫が完全に覚えるまで、徹底するのがポイント。
「外出中はどうするの?」と疑問に思われるかもしれません。
外出中は仕方ありません。叱ることはできないですね。でも飼い主さんが家にいるときは、なるべく徹底することができます。
猫に嫌なイメージを持たせる
「この行動をすると、毎回嫌なことがあるな」と覚えさせることが、猫を叱るポイント。
具体的には下記のとおり
- 霧吹きで、ごく少量の水を猫にかける
- 手をたたくなどして、大きな音を出す
- かんきつ系の猫が嫌がる匂いをまいてみる
- アルミホイルを敷く(感触が嫌らしい)
猫の嫌がることを根気よく続けていけば、だんだんやめてくれそうですね。
もう1つ重要なことがありまして、
嫌なことをする犯人が、飼い主さんだと気付かれずにやる。
気付かれると、飼い主さんが猫に嫌われてしまうから。こんなに悲しいことはないですね、、、
物陰に隠れるなどして、徹底的に飼い主さんの存在を気がつかれないように注意です。
気がつかれそうになったら、徹底した知らんぷりをすれば、案外乗り切れるかも?
猫を叱った後のケアも大切
猫を叱った後は、しばらく干渉せずそっとしておくといいそうです。
猫の気持ちが落ち着いたころに、普段とおなじ接し方をすれば、猫も安心して暮らすことができます。
猫がなんども同じいたずらをすると、「はー、また同じことやってるー」と感情的になってしまうこともあるかと思います。
猫を叱るときは、その気持ちをグッとこらえてください。
猫をしつように追いかけ回したり、体をたたくと、猫に恐怖を与えてしまうからです。
最悪の場合、猫との関係が修復できないほど、嫌われることがあります。動物虐待も疑われるかもしれません。
猫も頭がいい動物
ですから、ある程度の経験をすれば自分で判断できるようになります。
猫によっては時間がかかることも珍しいことではないので、やはり辛抱強く教えていくことが大切なんですね。
猫を叱るとお腹を見せるまとめ
この記事では、猫を叱るとお腹を見せる理由から発展して、猫の正しい叱り方までを解説しました。
- 猫は「叱られたら、このポーズをすれば許してくれる」と記憶します。
- それは飼い主さんの叱り方に問題があるから。
- 猫を叱るタイミング、一貫性、やり方を工夫して、正しく叱りましょう。
- 叱った後はしばらくそっとしておいて、気持ちが落ち着くのを待ちます。
猫と一緒に暮らしていくには、お互いにルールが必要です。
決定権は基本的には飼い主さんにありますから、それを根気よく猫に教えていくことができますね。
お互いに理解し合えば、本当に楽しい猫ライフを堪能することができるでしょう。
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