【カギしっぽ】猫のしっぽが折れてるけど大丈夫かな?
いま我が家で飼っている猫3匹のうち、1匹のしっぽは先端の方がクイっと折れているんです。
- これって病気じゃないのかな?
- 栄養不足でこうなっちゃったのかな?
- 小さい頃にだれかに踏まれたの?
などなど心配していたわけなんです。
どうして折れてしまったのか調べていたら、「カギしっぽ」なるワードを発見。
そこでこの記事では「カギしっぽ」を深掘りしていきます。
日本にはしっぽが折れている猫ちゃんをよく見かけるので、同じような疑問・心配をかかえている方に有益な情報です。
猫のしっぽが折れていることを「カギしっぽ」という
しっぽが折れていることを「カギしっぽ」と言います。
カギといってもドアを開けるための「鍵」キーのことではなく、釣り針などものを引っかけるための「鉤」フックのことです。
いつこのような呼び名ができたかはわかりませんが、「変形」「異形」「奇形」と呼ばないあたり、猫好きの人が命名した愛情を感じられる名前ですよね。
ちなみに英語では「kinked tail(キンクテイル)」と呼ばれていて、よじれたしっぽという意味があります。
こうした流れからも「カギしっぽ」と言われているのかもしれませんね。
折れたしっぽになる原因:遺伝や事故
しっぽが折れる原因は2つあって、遺伝によるものと後天的に子猫の時代に曲がってしまうものがあります。
遺伝によるもの
しっぽが折れる遺伝子は3つあると言われています。
2つ目は、ボブテイルの形になるもの。
3つ目は、あることはわかっているけど、まだ発見されていません…
詳しくはコチラ【遺伝】猫のしっぽはなぜ短いのか?日本に多い理由とは?
事故によるもの
生まれたてホヤホヤの子猫で、まだしっぽの骨が柔らかい時に他の猫などに踏まれてしまうと、曲がって成長することがあるようです。
他にもドアにしっぽをはさんだり、飼い主さんが誤って踏んでしまったりすると、事故によるしっぽの骨折が原因で折れることがあります。
十分注意したいですね。
折れているしっぽ、骨はどうなっているの?
曲がり方によって、3つご紹介。
「カギしっぽ」「キンクテイル」
カギしっぽの猫のレントゲンを見ると、曲がっている場所に小さな骨があるのがわかります。
しっぽの途中の1つの骨が成長しきらなかったり、つぶれてしまったりすると、次の骨が傾いてしまうのです。
私の猫は1箇所だけ曲がっていますが、数カ所曲がっていてジグザグになっている猫もいるとか。
「お団子しっぽ」「コークスクリューテイル」
しっぽの複数の骨が変形し、くっついたりすると、
ワインオープナーのようにくるくると複雑に絡み合ったカギしっぽになることがあります。
私はまだこのようなしっぽを見たことがありません。
「ボブテイル」「ランピーマンクス」
こうなるとしっぽ自体が短くなります。日本猫のしっぽが短いのもこれが原因ですね。
そもそもカギしっぽではないような気がしますが、一応ご紹介だけしておきました。
しっぽが折れてる猫、ほとんどが生まれつき
しっぽの折れている猫のほとんどは生まれつき、つまり遺伝によるものです。
ですから、触られても痛くありませんし、生活にも特に変化はありません。
よかったー、病気ではなかったんですね。
でも私の肌感覚だと、しっぽが折れていると触られるのをなんとなく嫌がる感じが強いんじゃないかと思っています。
実際私の飼っているカギしっぽ猫も、触るとピュイってすぐにしっぽを引っ込めてしまいます。
曲がっていると触りたくなりませんか?
でも何度も何度も触られるから、嫌がっているのかもしれませんね。
今度からは、近くで眺めるだけにしておきたいと思います。はい。
猫のしっぽが折れてるまとめ
- しっぽが折れていることを「カギしっぽ」と言います。
- ほとんどの場合は遺伝ですが、まれに事故で曲がる場合もあります。
- 折れている部分にも、ちゃんと骨はあります。ただし変形しています。
飼っている猫のしっぽが折れているときは「大丈夫なのか?」と心配して焦りましたが、
猫も元気に遊んでいるので大丈夫、問題ないみたいです。
カギしっぽだとしても、それはその子の個性として受け入れることにしました。
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