なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫が背中に乗ってくるときの5つの気持ち【乗ってきたらするべきこと】

「猫が背中に乗ってきます。これってどういう気持ちなの?」
こんな質問に答えます。

こたつで寝ていると「なんか重いなぁ」と感じます。
ぐるっと体をひねってみると、そこには「なにか問題でも?」とすました猫の顔が。

どうして背中に乗ってくるのでしょうか?
この記事では、猫が背中に乗ってくる理由を5つご紹介します。

本記事の目次

  • 猫が背中に乗ってくるときの5つの気持ち
  • 背中に猫が乗ってきたらするべきこと
  • 背中に乗られて嬉しい飼い主たち

さっそく見ていきましょう!

猫が背中に乗ってくるときの5つの気持ち


20年以上、猫を飼ってきた経験から感じる理由は下記の5つ。

  1. 背中が暖かいから
  2. 背中が安定しているから
  3. 猫は高い場所が好きだから
  4. 飼い主さんと遊んで欲しいから
  5. または他の要求事項があるから

順番に解説していきます。

理由①:背中が暖かいから

猫が背中に乗ってくるのは、単純に「飼い主さんの背中が暖かいから」ということがあります。

うつ伏せになって寝ている飼い主さんの背中に、箱座りで眠る猫は、暖かい場所を求めて背中に乗ってきたのです。

やはり猫も人肌くらいの温度が安心するのでしょうね。

理由②:背中が安定しているから

お腹には乗らないけど、背中には乗る猫がいます。
そういった猫は、背中が平らで寝るのに安定していることを知っているのでしょう。

僕の猫もそうで。
僕がちょっとでも動くと「にゃに動いてんのよ〜」って感じでにらんできます。

僕がじーっと我慢していると、満足そうに寝ていてくれるんですね。
土台が安定した寝場所を好む猫も意外と多いと思います。

理由③:猫は高い場所が好きだから

立っている飼い主さんの背中に乗るのは「高い場所に行きたいから」かもしれません。

猫は高い場所が大好き

猫タワーでも一番高い場所に、必ず寝床が付いていますよね。

これはたまたまそうなったのではなく、ちゃんと猫の習性を考えているからです。

もしかしたら冒険心マンマンの猫ちゃんで、飼い主さんの背中を利用して、もっと高い場所に行こうとしているのかもしれませんね。

冷蔵庫など背の高い場所まで送っていったら、そのまま飛び移るかも。
試してみましょう。

理由④:飼い主さんと遊んで欲しいから

甘えん坊な性格の猫の場合「飼い主さんと遊んで欲しいから」背中に乗ることがあります。

飼い主さんの気を引きたいんですね。

お気に入りのおもちゃで遊んであげたら、意外とあっさり降りてくれることも。

過去に同じような経験をしたので、背中に乗れば遊んでくれると学習した結果ですね。

理由⑤:または他の要求事項があるから

猫が背中に乗ってきて「にゃーにゃー」と鳴いたり、ソワソワ動き回るなら、猫はなにか他の要求事項があるのかもしれません。

・お腹がすいた
・トイレが汚れている
・もっと遊んでほしい

などなど。
背中に乗って伝えてくることがよくあります。

背中に猫が乗ってきたらするべきこと


猫が背中に乗ってきたら、どう対応したらいいのでしょうか?

そのままの体勢で寝る

猫が寝場所を求めてきているなら、飼い主さんはそのままの体勢で動くことなく寝ましょう。

こうすることで、猫に最高の寝場所を提供することができるからです。

「体が痛くなってもう限界?」

いやいや。猫が満足するまで我慢するのが真の猫好きだと僕は思います。

痛くなってくるのがちょっと快感。
と思えるようになってくるまでジーッと我慢をする修行をしましょう。

猫の要求を満たしてあげる

気持ちを伝える手段として背中に乗ってくるなら、その要求を満たしてあげましょう。

そうすれば、猫を満足させることができます。

注意点:答えるか答えないかハッキリさせる

例えば、ご飯をもらうたびに背中に乗ってくるのがイヤであれば、この要求に答えてはいけません。絶対に。

なぜなら、1度でも成功すると猫はそれを学習し、今後も続けてくるからです。

乗られて嬉しいなら別ですが、、、

ちょっとこれは飼い主として許すまじ。と思うのであれば、背中に乗ってきても絶対に猫の要求には答えないようにしましょう。

背中に乗られて嬉しい飼い主たち


記事の最後に、背中に乗られるのが幸せと感じる飼い主さんの気持ちを、代弁します。

単純に嬉しい

「猫はツンデレ」とはよく言ったものです。

いつもはツンツンしている猫が、背中に乗ってくれるのは、最高にデレデレな行動ですよね。

このギャップが飼い主の心にグサッと突き刺さるのです。

「またあの幸せな気持ちを感じたい、、、」

無意識にそう感じる飼い主は、次はいつ背中に乗ってくれるかなと考えるようになります。

その結果、猫にまた乗ってくれるように「おいで!」と招いてみたり、背中に乗せてみたり、さまざまな方法を試してみることに。

だけどなかなか乗ってくれない猫。

こうなることは薄々気が付いていました。でも諦められないのです。

あなたもその一人ですか?

”はい”と答えたなら、あなたはすでに真の猫好きかもしれませんね。

猫が背中に乗ってくれるのは猫に愛されている証拠なので、その幸せな時間を噛みしめてください。

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