なじめばきまま Written by Fukutaro Sugiyama

猫の抜け毛をつかった毛玉ボールの作り方【コロコロかわいい】

ブラッシングをすると無限に出てくるムダ毛。どこからこんなに湧いて出てくるの?と不思議に思ってしまいます。

せっかくとった抜け毛ですからそのまま捨ててしまうのはもったいない、であれば「毛玉ボール」を作ってオブジェにしませんか?

作り方は丸めるだけなのですが、注意ポイントを守らないと大変なことになるので、この記事で解説していきます。

注意ポイントをしっかり守ってコロコロかわいい毛玉ボールを作りましょう!

コロコロかわいい毛玉ボールの作り方


毛玉ボールの作り方はとっても簡単、手で丸めるだけです。

粘土でお団子を作るときのように、手のひらでコロコロさせれば、毛がからみあってだんだん丸まってきます。

何の手間もかけたくない方にオススメの方法ですね。

次に「もっと本格的に作りたい!」という方のご要望にお応えして、ちょっと手間はかかるけど、キレイに作れる方法をご紹介しましょう。

本格的な作り方2つ

  • お湯+洗剤で作る
  • 専用のニードルで作る

お湯+洗剤で作る方法

  1. 40℃くらいのぬるま湯に食器用洗剤を5滴くらい入れる
  2. 最初に猫の抜け毛を湿らす程度で、包むように丸める
  3. まとまってきたら、お団子を作るようにコロコロ転がす
  4. 毛玉ボールが固くなったら転がすのをやめる
  5. 最後に水ですすいで、タオルで水分を取り、乾燥させたら完成!

専用のニードルで作る方法

『フェルティングニードル』という手芸専用の道具を使って作る毛玉ボールです。

  1. 手である程度丸める
  2. ニードルでチクチク満遍なく刺す
  3. とにかく刺す。無心で刺しまくる
  4. ニードルが刺しにくい硬さになったら完成!

フェルティングニードルは100均の手芸コーナーで買うことができますよ。もちろん専門店やAmazonでも売っているので、チェックしてみてくださいね。

大きくなってきたら、上からかぶせてチクチクする


毛玉ボールをさらに大きく成長させたいとき、どうしたらうまくできるのでしょうか?

上手く作るポイントは、抜け毛を複雑にからませること

新たに発生した抜け毛を、もともと作ってあった毛玉ボールに覆いかぶせるようにして、ニードルで刺すと、絡まりやすいですよ。

手でコロコロしてもいいのですが、まとまりやすさの点から言えば、ニードルを使った方が上手くいきます。チクチクしているとストレス発散にもなりますしね。

これからは、猫を飼っている家庭、一家に一本、フェルティングニードルの時代がやってきそうですね。

毛玉ボールを作るときの注意ポイントとよくある失敗例


抜け毛をそのまま使用すると、やっぱり不衛生な気がする、、、

汚れが気になることってあると思います。そんな時は、作る前に抜け毛を洗ってしまいましょう。

猫の抜け毛の洗い方

  1. 水に、食器用洗剤を数滴たらす
  2. 抜け毛をほぐすように手で優しく洗う
  3. 水ですすいで、乾燥させたら完了!

必ず水を使って洗うようにしましょう。

お湯を使うと毛が縮んでしまうので注意です。(フェルト化してしまう。)一回洗って乾燥させてから毛玉ボールを作ると、清潔でいい感じですね。

よくある失敗例

  • 放置して虫が大量発生する。
  • 毛の量が少な過ぎてまとまらない。
  • 大きくしたいけど、結局どっかになくしちゃう。
  • まとまるけど、ボサボサのボールができてしまう。

毛が短い短毛種の猫だと、抜け毛も短いので上手くまとまらないこともあるかもしれません。

日本猫を飼っていると満足できないかも。そこは残念ですが、あきらめてください。長毛種を飼っている友人などから抜け毛をもらいましょう。

ワンシーズンだけでは足りない

また、抜け毛を毛玉ボールにすると、思っているよりコンパクトになることに驚くかもしれません。

そうなんです。ある程度の大きさにしようとすると、かなり大量の抜け毛が必要なんです。

最低でも両手にもっさりするくらい抜け毛を集めておくと、まぁまぁ満足できる大きさの毛玉ボールを作ることができますよ。

毛玉ボールの正しい保管方法

保管する時は、防虫剤と一緒に密封できる容器や袋に入れて保管しましょう。

正しく保管しないとカツオブシムシが侵入してきて、訳のわからない虫が大量発生することになるので注意!

過去に作った毛玉ボールも一応確認のために、中を割って見るのがいいでしょう。

密封できるものであれば、ジップロックでもタッパーでもガラス瓶でも何でもいいと思います。手元にあるものを活用しましょう。

詳しくはこちらの記事を参照↓

まとめ:猫の毛玉ボールの作り方

この記事では、正しい毛玉ボールの作り方をご紹介しました。

個人的には、ボールの核となる部分はお湯+洗剤でしっかりと作り、その後ニードルでチクチク大きくさせていくハイブリッド方式がオススメです。

保管方法には、十分注意してください。放置して虫が大量発生しても僕は知りませんからね。

これからは愛する猫の抜け毛さえも、有効活用できるのが嬉しいですね!

大きくするには時間がかかるかもしれませんが、愛を育てていくつもりで毛玉ボールもゆっくり大きくしていきましょう。

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