【要求】猫が頭突きをしながら鳴くのはなんで？
仕事から帰ってきたら、一目散に猫がドドドッっとかけてくる。毎日の小さな幸せですね。
特に若い猫と初めて暮らすようになると、感じる事かもしれません。
この記事では、18年以上猫と暮らしている私が、しつこく頭突きをして鳴く猫の、気持ちや対処法をご紹介します。
でもすべての状況を扱えるわけではないことをご理解ください。それだけ猫の感情というのは豊富で複雑なのです。
猫が頭突きをしながら鳴く理由
猫が頭突きをしながら鳴く理由は、大きく分けて３つあります。
- 愛情表現がスゴイ
- 要求事項がある
- 発情している
多くの場合は、要求事項があるケースが多いと思います。ではそれぞれをサクッと見ていきましょう。
猫が頭突きをしながら鳴く：愛情表現がスゴイから
ときどき愛情表現がスゴイ猫ちゃんがいます。
スゴイというのは、とにかく飼い主さんのことが大好きな”究極の甘えんぼう猫ちゃん”ということです。
見分けるポイント２つ
- 甘えてくる時間
- 猫の仕草
ご飯の前、トイレの後などの時間に関係なく、いつでもどこでも頭突きをしてくるなら、要求がある可能性は低いのかもしれません。
本来、野生の猫は成長すると、単独行動をするようになってほとんど鳴かないと言います。
しかし、飼い猫の場合は状況がかなりの程度、異なります。
甘えている行動
- 「にゃー」という高い声で鳴く
- しっぽをピーン！と立てている
- のどをゴロゴロと鳴らしている
- 体も使ってスリスリしてくる
- 足にしっぽを絡ませてくる
こうした仕草も合わせてしてくるなら、甘えている可能性は高いですね。
猫が頭突きをしながら鳴く：要求事項がある
これは多いケースだと個人的に思っています。
なんかしらの要求事項があって、それを飼い主であるあなたにしてもらいたいので、しつこく要求しているのです。
まずはチェックしたいこと6つ
- ご飯をあげたか？
- 水はフレッシュか？
- 遊び足りないのか？
- なでて欲しいのか？
- 体調は悪くないか？
- トイレは掃除したか？
など猫の環境まわりのことを確認してみてください。もし足りないことがあれば、猫が満足するまでやってあげましょう。
例えば、若い猫だと遊び足りない場合があります。そんな時はどうしたらいいのでしょうか？
私がオススメしたいのは下記のこと
- 猫じゃらしの動かし方を工夫する
- 上下運動を増やす
猫じゃらしは鳥やネズミの動きを忠実に再現できるようになるまで、繰り返し練習します。
下記の動画が参考になるかもしれません。
猫が一番体力を使うのは、ジャンプ
上下運動をたくさんさせれば、猫もクタクタになって満足してくれるかもしれません。
若い猫ちゃんは狩りをしない分、エネルギーがあり余っていますから、猫の方からやめるまで遊ぶとベストですね。
仕事が忙しいと、なかなか遊んであげられませんよね。隙間時間でもいいので、遊んであげると頭突きも緩和されるかもしれません。
猫が頭突きをしながら鳴く：発情している
ちょっと厄介な問題なのですが、去勢・避妊手術をしていないと大きな声で鳴いたり、落ち着きがなくなったりします。
これを回避する1番の方法は、去勢・避妊手術をすることだと私は考えています。
もちろん「自然のままに生きさせたい」という考えをもつ飼い主さんもいらっしゃると思うので、必ずしなければいけないというわけではないと思います。
でも、繁殖をしないなら手術を考えてもいいかもしれませんね。
私の飼っている猫は3匹とも、避妊手術を済ませた
そのおかげで、これまで夜に大きな声で鳴いたり、攻撃的になったりして困ったことは一度もありません。
子どもが産めなくなるというデメリットはありますが、発情による近所迷惑を気にしなくなったというメリットもあるので、現代社会で生きる猫には良い選択だったと感じています。
猫の頭突きと上手に付き合おう
猫は一度でも要求が通ると、それを覚えていて「次また同じように要求すればもらえる」と考えます。
しかも要求にいつも答えるよりも、ときどき答える方が、要求の仕方が激しくなることをご存知でしょうか？
ですから、猫のわがままに最初どう答えるか？がとても大切です。
でも猫が好きだとこれも難しいですね。
ついついご飯をあげてしまうってこと私も経験あります。
猫の頭突きと上手に付き合っていくには、心を鬼にすることもたまには必要なようです。
猫が頭突きをしながら鳴くまとめ
この記事では、猫がなぜ頭突きをしながら鳴くのか？ について３つの猫の気持ちをご紹介しました。
- 愛情表現がスゴイから
- 要求事項があるから
- 発情しているから
猫も頭がいいので、どうやって要求すればご飯がもらえるのか知っています。
猫の気持ちは1年、2年一緒に暮らしただけでは分からないかもしれません。初めて猫を飼うならなおさらです。
でも一緒に暮らしていけば、なんとなくだけどわかってくるものです。
まずは一緒に過ごす時間が必要なのかもしれませんね。
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