ラガマフィン RagaMuffin
ラガマフィンの基本情報
体重 | 3.5kg〜9.0kg |
ボディタイプ | ロング&サブスタンシャル |
毛の種類 | 長毛種 |
毛の色 | すべての色(ポインテッドを除く団体もある) |
性格 | とてもおおらかで、穏やか。飼い主に従順で、遊ぶのが大好き。 |
登録団体 | CFA、GCCF |
ラガマフィンの特徴
大きな筋肉質の猫
ラガマフィンは中型〜大型の猫で、オスはメスよりもかなり大きくなる。
とはいえ、オスもメスも筋肉質で重く、胴体の下腹部に脂肪質のパッドができる傾向がある。
大きな体は完全に成熟するのに4年はかかり、とても丈夫な猫になる。
大きな表情豊かな顔
もう一つの特徴は、”とても可愛らしい見かけ”をしているということ。(少々説明するのが難しいが、、、)
耳は中くらいの大きさで、少し前方に傾いている。
目は大きなクルミ型で、表情に富み、可愛らしい見かけにもっとも貢献している。
頬とウィスカーパッドには膨らみがある。
横から見ると、鼻にははっきりとしたへこみがある。
長い尾も豊かな被毛で覆われ、まるで羽飾りのよう。
飼い主に従順な性格
ラガマフィンは家族と絆を形成し、愛情を注ぐような猫で、テディベアのように大きく、抱きしめたくなる。
また、遊ぶのが大好きで、全力で遊んだ後は丸くなってぐっすり眠る。
穏やかな気質は、ほかのペットや子どもたちともうまくやってゆけ、理想的な家族猫だ。
ラガマフィンの歴史
ラガマフィンは、ラグドールと共通の起源をもつ。
1960年代初頭にカリフォルニア州リバーサイドで、アン・ベイカーが開発した猫である。
ラグドールについてごたごたが発生する
その後ベイカーは、ラグドールの利権をすべて独占しようと、独自の登録機関であるIRCAを設立。
これに反発したブリーダーたちは、やがてベイカーと絶交することになる。
一方のベイカーは、それでも方針を曲げることはなく、1994年、ついにIRCAのメンバーからも引退を迫られる。
だが、ベイカーはその要求を受け入れなかったため、IRCAのメンバーもとうとうIRCAを去ることを決断する。
ラガマフィンの誕生
IRCAから脱退すると「ラグドール」という猫種名が使えなくなるので、新たな名前を考える必要があった。
こうして「ラガマフィン」という猫種名がつけられたのだ。もちろん元となった猫種名へのオマージュも含まれている。
ラガマフィンの遺伝子プールを拡大させるため、ブリーダーたちはペルシャやヒマラヤン、長毛の猫との異種交配を行なった。
この結果、体型はさらに大きくなり、外見にも変化があらわれる。
猫種登録の歩み
CFAは、2003年にラガマフィンをミセラニアス・クラスに認定。
その後、2009年のプロビジョナルを経て、2011年にはチャンピオンシップ・ステータスに昇格した。
イギリスでもラガマフィンは受け入れられ、2010年にGCCFはプレリミナリー・ニュー・ブリードに認定。
2015年にはチャンピオンシップ・ステータスに昇格している。
ただし、ラグドールと似すぎているという理由から、公認していない登録団体もある。
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