キムリック Cymric
キムリックの基本情報
体重 | 3.5kg〜5.5kg |
ボディタイプ | コビー |
毛の種類 | 長毛種(ミディアムロング) |
毛の色 | すべての色 |
性格 | 賢く穏やか。遊ぶのが好きで、よく鳴く。 |
登録団体 | TICA、FIFe |
キムリックの特徴
キムリックはマンクスの長毛種だ。
被毛の長さ以外には、マンクスとキムリックのあいだに違いはない。
しっぽがない。もしくはほとんどない。
キムリックの最大の特徴は、しっぽがない。もしくはほとんどないことだろう。
しっぽの形状は4種類
- ランピー:まったく尾がない
- ランピーライザー:尾椎が1〜3個でとても尾が短い
- スタンピー:わずかに残った尾がねじれたり、カーブしている
- ロンギー:普通の猫と同じくらいの尾
全体的に丸っこい印象
キムリックは頬が高い丸顔、短くてがっしりした胴、背中が肩から腰にかけてゆるやかにカーブしている。
これらの要素があわさって、全体的に丸っこい印象を与える。
また、歩き方がややぎこちなく見えるので「マンクスホップ」、ウサギが跳ねるように走る様子に例えられる。
性格
一般的にとても遊びが好き。頭のいい猫で、まるで犬のように人が投げたおもちゃを取ってきたり、土の中に埋めることだってある。
そして人なつっこく、とても穏やかな性格なので、子供との触れ合いも得意だ。
キムリックの歴史
長毛種はマンクスの歴史の初期からマン島(イギリスある小さな島)にいたとされるが、
1960年代になるまで、その存在はあまり知られていなかった。
キムリックの祖先は近くのイングランドやウェールズから来たのかもしれないし、もっと遠くから来たのかもしれない。
もっともある時点で突然変異が起こったので、しっぽのない猫が生まれたことは確かだ。
マン島は小さな島で孤立した地域にあるため、島内で繁殖し、短いしっぽ遺伝子が固定されたのだろう。
マンクスに関する記録でもっとも古いのは1844年のもの。
歴史家が、マン島で見た猫がウサギに似ているので、その祖先はウサギと猫の雑種ではないかと書いている。
ともあれ、1920年代にはCFAが種として認定したとされ、TICAは1979年にキムリックを公認した。
なお、長い間マンクスの長毛種とされていた猫を、ウェールズ語で「ウェールズの」を意味する「キムリック」と名付けたのは2人のブリーダーである。
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